もう一度読みたくなる!青い月の夜、もう一度彼女に恋をするを紹介
こんにちはゼリー(@taka_sabuaka)です。
あなたは二度読みしたくなる小説ってありますか?
小説は一回でいいかなっていう感じなんで図書館で借りることが多かったりします。それに本って意外と高かったりするからね。
でも今回よんだ小説は二度読みしたくなるものだったので紹介したいなと思います。
一回読んだだけでもいいんですがね、もう一度読んでみたいなって気持ちになる小説です。あれとこれが繋がるのかって最後になります。伏線の回収がラストに起こるっていうね。
ということで、紹介する本はこちら
あらすじ
一月に二度、満月が見られるブルームーンの8月。17歳のボクは京都の嵐山にある祖母の家に帰省した。一度目の満月の夜、ボクは森のなかで、傘で泉を救う少女と出会う。「ブルームーンが終わるまで、ここで初恋の人を待ってる」という少女。同い年なのにどこか不思議な彼女や、彼女と歩いた京都に違和感を覚えながらも、ボクは彼女に惹かれていくがーーーーーー「ずっと君を、未来で待っている」運命の糸で結ばれた2人を描く、時空を超えた恋愛小説。
というもの。恋愛小説ですが、話の展開も早くこの二人以外の恋愛もあります。
リア充爆発しろ(笑)
まあそんなことはどうでいいです。読みどころを紹介しましょう。
読みどころ
舞台が京都
舞台が京都の嵐山ですごい親近感を覚えます。舞台が実在していない街や場所っていうのはちょっとわかりにくかったりしますからね。
京都ということで場所もはっきりと書かれています。渡月橋とか、世界遺産に登録されている天龍寺、錦市場なんかもでてきます。
どれも有名所なので一度は聞いたことがあると思います。あっ、知ってる!!ってなるよね。
そして、本で実際に出てくる場所です。だからどんなところに行こうかなんかも想像しながら読めるので京都観光のときの参考にもなったります。
恋愛が初々しい
高校生同士の恋愛なんですが、なんかこなれた感じが出てません。もうなんかひとつひとつの仕草がなんかドキドキする。
大人のさ、ドロドロした恋愛じゃなくて学生って感じの恋愛だからすごくいい。なんにもないけど、彼女の家に行ってただ喋りながら過ごす。派手じゃないけど楽しい時間が過ごせる学生時代の恋ってのが描かれています。
最後に繋がる点と点
読んでてあれ?って思うところがいくつかあったんですね。なんかおかしいなっていうところですね。同じ話をしてるのにたまに通じてないところとか、スマートフォンのことがわからなかったりとかね。
ちょっと疑問に感じながら読んでたんですが、最後の章でこの謎が解けるんです。
それで読み終わってから、こことここがつながってここが伏線だったのか!という風につながっていきます。あーー!ってなります。
感想
感想としては、時をかける少女みたいでした。話の流れとしてはぜんぜん違うんだけど、いきなり過去に行ってしまう話とか「ずっと君を未来で待ってる」発言があるところなんかは似てるなって思いました。
一つの章はちょっと長いかなって感じるけど読んでいくとスイスイ読めるし、読みやすい本なのでサクッと読みたいとか、小説は苦手って人にはいいかもしれない。
京都の街も楽しめて、恋愛もたのしめるこの一冊はおすすめです!そして読んだあとはもう一度読みたくなること必須です。
読んでくれた方ありがとう。じゃあまたねー