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6人の体の一部が持ち去られる事件を解く!ーデッドマン 河合莞爾

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こんにちはゼリー(@taka_sabuaka)です。

 

本日は本の感想文です。

一度読んだらスイスイ読めて、しかも続きが凄く気になる。そんな本です。

分類的にはミステリーです。

 

 あらすじ

本の裏に書いてあるあらすじにちょこっと自分のものを付け足して説明すると

 

頭部がない死体、胴体がない死体、右手がない死体、左手、右足、左足と遺体の一部が持ち去られる猟奇殺人事件が6件連続して発生した。この事件を生活はだらしないけど頭の切れる鏑木刑事と、クセモノ揃いの捜査班たちが捜査する。全く無関係の6人が殺されつながりを発見できないまま捜査が難航していたとき、本部に1通のメールが届く。「僕はつぎあわされた死体から蘇った死体です。僕達を殺した犯人を見つけてください。」死体をつなぎ合わせた人物とはいったい誰なのか。その人物の目的はなんなのか。ど肝を抜く結末が待ち構える警察小説新次元。

読みどころ

*ネタバレあります。ごめんなさい。

猟奇事件

初っ端から意味不明な事件が起こります。頭が持ち去られる事件って何ですか?全然意味わからん。しかも、金品とかの換金できるものは全て残してあるので強盗が目的ではない。でも、現場には遺体も残してあるし、怪しい点もいっぱいある。そして次々に遺体の一部が奪われる事件発生。この時点で、読んでて疑問ばかりです。何で?なんで?って頭の中はてなばっかり浮かびます。

デッドマン

6人の遺体の一部から蘇ったという人物。繋ぎ合わせても人って蘇るのか!すごいと思いました。ここが物語の肝ですね。しかも意識もしっかりしてるし、記憶もある。でも彼は記憶の一部がないんです。記憶喪失というやつですね。自分が誰で、どんな生活をしていたかも忘れています。なのでタブレットやPC、メールの使い方ががわかりません。しかし彼は飲み込みが早く、初めて見るタブレットも使いこなせるようになります。誰にも使いこなせるようになってる電子機器ってスゲー。

ホラー要素はないのでほんとに蘇ったわけではないですよ。

ぶっ飛んだ捜査官達

本に出てくる主要な捜査員、もう彼らの考えはぶっ飛んでます。遺体の一部が奪われたからって、「うん、人間を作るんだな」って考えは浮かばないでしょう。しかも事件を解決するために違法捜査やっちゃったり、大臣突撃訪問とかもしちゃいます。彼らの行動力はすごいけど、ルールは守ってください。でも、読んでて彼らの必死さが伝わってきます。何が何でも事件を解決するんだって思いが感じ取れます。

感想 

とてもスイスイ読めます。しかもテンポもいいので読みやすく、このあとどうなるんだろうって続きが気になるので一気読みもできます。真相に近づくにつれてそうだったのか!ってなります。そんなつながりがあったのかとか、犯人があの人で元凶があの人だったなんて。

でも、なんとなく犯人はわかってたんですよね。でも、犯人は分かるけど理由がわからないみたいな?犯人わかったときやっぱりかってなりました。

 

話の展開は早く、面白いので一度読んでみてください。

 読んでくれた方ありがとう。じゃあまたねー